2015.01.19

パスワード管理に”LastPass”を導入してみた。

昨今WEBサイトが攻撃されてパスワードが流出するという事件をちょくちょく耳にします。

おとよとしては自分が会員登録して後で忘れてしまうのは嫌なので、WEBサイトへのユーザー登録は極力しない派です。 特にショッピングサイトはかなりクリティカルな個人情報を登録しますので、極力複数店舗が同居する楽天のようなショッピングモールを利用するようにしています。 それでもアプリケーションのユーザー登録など含めて、数十というサイトにメールアドレスとパスワードが登録されています。

こうなってくると何かしらの方法でどこに何を登録したのかを管理しないといけません。

以前は表計算ソフトの記入して管理するという非常に原始的な方法だったのですが、スマートフォンの登場で出先でWEBサイトにアクセスする機会が増えるとそうも言ってられません。 そこで8年くらい前にはじめてパスワード管理ソフトを導入しました。

 

その時導入したのが、Spb Wallet…

この時、スマホはWILLCOM03を使用していましたので、Windows mobile版がはじめての導入です。

そしてスマホをAndroidに移行してからも保存したデータの互換性からAndroid版Spb Walletを使用していました。

しかし、Android2.3時代から更新がストップし、すでに公式ページでは終息宣言されています、Xperia Z1fのAndroid 4.2.2では今のところ問題なく動いていますが、この先どうなるかは全く判りません。 今動いている間に次の移行先を見つけよう・・・ということで今回最新のパスワード管理ソフトを導入することにしました。

 

Spb Walletが登場した時代はパスワードは長くて6-8文字程度が主流、サイトクラックによる個人情報流出が社会問題に発展するようなこともなかったので、パスワード管理といっても多くの場合は自分が入力した文字の覚え書きのためのものでした。

しかし現在のパスワード管理はただ自分が入力したパスワードを記憶するだけでなく、より強度の高いランダムパスワードを自動生成してそれらをWEBページ上で自動入力してくれるサービスが主流となってきています。 ランダムパスワードは桁数が多いほどパスワードとしての強度が増しますが、それらを登録・設定したパソコンだけで使用できるのでは意味がありません。 複数のパソコン・スマホと相互連携できることが必須機能となります。

このため、クラウドベースで管理する手法が最近のトレンドとなっており、今回はこのクラウドベースのパスワード管理を採用することにしました。

 

これらクラウドベースのサービスはいくつか存在しますが、今回おとよが採用したのは“LastPass”

“1Password”と人気を二分する大手のクラウドサービスです。

 

パソコンのみの利用では無料。

クラウドを経由してスマホなどのマルチデバイス連携を利用する場合は、年$12の有料サービスとなります。

同様サービスで無料のものもいくつか有りますが、おとよのポリシーとしてこの手のサービスで無料のものは利用するつもりはありません。

これだけのサーバー設備とサービスを維持しているのですから広告収入なんて不安定なもので成り立つはずがありません。 また有料アプリ代を一回支払って終わりというのもビジネスとしてはあまりに自転車操業です。 これでビジネスが成り立っているとしたらシステムにコストを割いていない脆弱なもの、もしくは何時サービスを打ち狩られるか判らない、あるいは別の形で何処かに情報売ってる??と疑わせざるをえないでしょう。

ビジネスを維持するのに継続した料金徴収は当然で、無料だからと飛びつくのは予測できないリスクを別に抱えることになると思います。

 

実際に使用してみた感じは、パソコン版はかなり快適です。 IE/Firefox/Chromeに対応したアドインを用意されており、メンテナンスも容易。

パスワード自動入力もアドインが上手く判定してくれて問題なく動作します。 もしサイトの作りの関係で自動入力が機能しなくとも、右クリックメニューからアドインを呼び出して入力可能となっています。

パスワード変更は若干注意が必要でしょうか…特にJavaスクリプトやPHPでログイン画面を生成されているものは、新旧パスワードの判定がおかしくなる場合もあります。 この辺りは後日TIPSをご紹介したいと思います。

 

そして一番心配したのはスマホ(Android)版アプリの動作。

取り敢えずWEBについてはDolphinブラウザ用に専用アドインが用意されているので、アドイン経由で使用する分にはパソコン同様の操作感が得られます。

しかしそれ以外のブラウザや、スマホ場合はAmazonやヨドバシ.com、楽天のようにWEBサイトと連携した専用アプリが存在します。

これらにクラウド登録されているランダムパスワードが入力できるかどうか不安だったのですが、これらはLastPassアプリがパスワード入力動作を感知してHelperダイアログが起動、適切なサイトのユーザー名/パスワードをクリップボード経由で入力できるようになっていました。

自動入力までは行かないまでも、専用アプリにランダムパスワードを入力できることが出来る事でこれらショッピングサイト謹製アプリでも堅牢な桁数の多いランダムパスワードが使用可能となります。

これら以外にもWiFiの設定情報保存や、クレジットカード・銀行キャッシュカードの登録情報…テンプレートによる個人情報管理等、秘密なんだけどイザという時には閲覧できるようにしたい情報を格納できるのもメリットです。

 

まだWEBサイトのパスワードを再登録するまでしか出来ていないですが、せっかく有料登録したのですから上手く活用していきたいと思います。

2015.01.12

モレスキン・エバーノートエディションを使ってみて。

新年よりモレスキン・エバーノートエディションを使いはじめて1週間ほどが経過しました。

モレスキンは油性ボールペンで使用するぶんには問題無いですが、ゲル系・エマルジョン系インクのボールペンや万年筆で使用すると裏写りし易いという特性があります。 その中でLAMY Safariとの取り合わせは裏写りが少なくて相性が良いと評判ですが、おそらくこれはLAMYのインクが顔料系であるがゆえに裏写りが少ないのだと思います。

 

おとよが普段使用している万年筆は相性が良いとされているLAMY2000やAl-Star / Safariですが、インクは神戸INK物語を使用しています。製造元がセーラー万年筆なので染料系インクとなります。当然ながら裏写りの懸念が出てきますので、実際どのくらい裏写りするかご紹介します。

 

まずは表側。

今回は5色のインクを3種のペン軸で書いています。

ニブはEFを使用していますが、LAMYはインクフローが潤沢な方なので日本の万年筆のFかFMくらいの太さになります。 またAl-StarとSafariは同じニブを使用していますので、実質2種類の軸といえます。

 

モレスキンの紙質はトモエリバーなどのようなツルッとした紙質ではないので、若干のにじみが出る傾向です。

このためインクの吸い込みがかなり早いのですが、その分裏写りしやすいようです。

 

裏側。

やはり若干裏写りします。

感覚的には「ほぼ日手帳」(紙材=トモエリバー)にゲルインキボールペンを使用した時に出る裏写り具合とよく似ています。

ただ実用に絶えないかというとそうではないと思います。

でもこれ以上太いペン先を使用するともっと裏写りが出てくると思います。

 

やはりモレスキンで染料系インクを使用する場合はインク種やペン先との相性を確かめてから使用する必要があるようです。

2015.01.04

2015年、今年のノート

2015年使用するノートです。

モレスキン・エバーノートエディション、方眼仕様。

 

毎年覚書を記録するノートを変更するのは記録の連続性という意味で問題があるので、基本的には変更しないポリシーなのですが、以前使用していた”ほぼ日手帳・カズン”では日記帳的なレイアウトに限界を感じて(毎日一定の記載を行うわけではないので非常に紙面が無駄になる)、2014年度にノーブルノート(方眼)に変更。

 

しかし、実使用面でA5ノートは横幅が広く、覚書用途には不向きであることがわかってきました。

大きさとしてはA5は丁度良いサイズなので、A5相当の大きさであまり横幅が広くないものを求め・・・結果モレスキンにたどり着きました。モレスキンは割と高価なノートなので当初は購入を躊躇しましたが、ノートカバーが不要なハードカバーというのが実用面で優位性を感じたので今年はこれで行ってみる事に。

 

モレスキンを使用する上で問題なのはペンホルダーが無いこと。

このあたりは多くの方が日々最適なペンホルダーを求めて日々探求されていますので非常に参考になる事例がいくつもありました。

今回私がペンホルダーに採用したのは地元神戸・ナガサワ文具店オリジナルの“beside バンド付きペンケースA5”

モレスキン愛好家でバンド付きペンケースといえば、伊東屋の”カラーチャート・バンド付きペンケースA5“が割りと有名。

色は違いますが、作りは同じもののようでOEM元が同じなのかもしれません。

神戸で伊東屋の文具は通販でしか入手できませんので、手にとって選ぶことが出来るナガサワのものを今回チョイス。

 

ネットでの評判通り、モレスキンに装着したときの相性は中々良い感じです。

スリムタイプのペンだと2本くらい入りそうですが、LAMY2000 万年筆を使用しますのでペンホルダーには1本のみとなります。

 

今年はこの組み合わせを基本文具としてがんばりたいと思います。

測定機器をメンテナンス

今日は1月4日。

明日から仕事始めなので、仕事で使用するマイクロメーターやノギスの清掃と注油をしました。

おとよは電気・電子回路設計やLSI設計が元々の本職ですが、機械設計で使用するマイクロメーターやノギスも使用します。

回路技術者が電気電子しかわからないというのは結果として出来ることが限られるので、関係する技術も設計はできないとしても、図面や加工物は理解や確認できて始めてモノづくりが出来ると思うからです。

なので、機械・機構設計製作で使用する測定機器類も使用します。

ただ本職ではないので、あくまで自分で調達したものを使用しています。

 

写真は薄ものを測定するときに使用するマイクロメーター。

時として、±3ミクロンの製造公差のものを扱いますので、1ミクロンの精度が出せるデジタルマイクロメーターは必需品です。

 

注油で使用するのは注射器のような形をしたペンシル型オイラーと呼ばれるもの。

頭部分のプッシュボタンを少し押すと、管の先端についているストッパーが動いて油が滴下されるという構造です。

キャップが付いて携行・保存が出来るので、少量のオイルを取り扱う場合にとても便利なアイテムです。

汚れとりに使用するのは、不織繊維のキムワイプ。

拭き取り作業で糸くず・繊維が出ないので、糸くずが精度に影響するマイクロメーターのメンテナンスには欠かせません。

 

マイクロメーターの汚れ取りにはキムワイプにオイルを少し含ませてマイクロメーターボディを全体に拭いた後、今度は乾拭きをして仕上げます。

次に付箋等の紙をスピンドル部に軽く挟んだ状態で動かしてスピンドル部合わせ面の汚れ取り。

 

最後に錆びやすい炭素鋼むき出しのスピンドル部にさび止めを兼ねた注油を行って完了。

 

シンブルを分解して清掃・注油を行う本格的なメンテナンスは基本行いません。

1ミクロンの世界の機械加工製品なのでうかつな作業は精度が狂う可能性高く、基準線と原点がずれるなどのよほどのことがない限りここを触ることは無いです。 特に昨今のマイクロメーターは精度が非常に高く加工されているので、ここを触るのであればメーカーにメンテナンスと校正を依頼したほうが無難かと思います。

 

後は保管用ケースに格納。

このときスピンドルが閉まっていると温度変化によるスピンドルの膨張でマイクロメーターが数ミクロンのオーダーで歪む可能性があるので、シンブル1回転分開いた状態で格納するのが定石。

 

最後にペンシル型オイラーにオイルの補充。

頭部分のプッシュボタンが付いたキャップを外して上からオイルを補充します。

一般的なミシン油でも良いのですが、錆止めと潤滑油を兼ねますので、水置換性能の高い潤滑油が必要です。

なので、おとよは国内ではエステーが販売しているWD-40を入れています。

同等製品のCRC 5-56でも良いのですが、CRC 5-56は有機溶剤が多く樹脂材・ゴムに対するアタック(腐食)が強いのと、揮発分蒸発後の油分が殆ど残らず長期の防錆効果が期待できないため、おとよとしてはWD-40が好みです。

なお、この手のオイルはたいていスプレータイプで販売されていますので、総容量5ccほどのオイラーに充填するのは非常に厄介です。

筒の中にブシュッとやってしまうと中身が飛び散ってしまいます。

なので、付箋紙を注入口に差込んで、付箋紙部分にゆっくりWD-40を吹き付けて中に充填します。

ただ、一気にスプレーすると、低粘度油とはいえ噴射により泡となるため、結果として中が泡だらけになってしまいます。

あくまでジワジワと噴射(というか滲み出てくるように吹き付ける)するのがコツです。

 

以上で、メンテナンスは完了。

明日からまたバリバリ働いていただきましょう。

2015.01.03

謹賀新年 / 平成二十七年(2015)

あけましておめでとうございます。

 

年始(元旦)は地元の八幡神宮に行ってまいりました。

神戸の神社では生田神社が全国区レベルの知名度で参拝客もものすごいものがありますが、ここは神戸市西区の外れにある氏神様ですのでそこまで人手は多くありません。 それでも歴史ある神社なので、地元住民の皆さんは良くお参りに参られているようです。

 

こういう静かで歴史ある神社は、おとよが生まれ育った大阪の実家の氏神の神社とも近しいものがあるので割りと好きです。

今回、写真のほうはちょっと珍しくモノクロにしてみました。

撮影自体はカラーですが、カラーコントラストを触って、O~Rフィルタを効かせたような濃淡表現で仕上げました。

 

本年もどうぞよろしくお願いいたします。