仮想WEBサーバーの構築(2) / OSインストール

仮想環境の準備が完了し、仮想PCの電源をONにした後はVMware Wordstationに備わっているvncサーバー機能を使用してリモート接続でインストールを進めます。

 

事前仮想ディスプレイの解像度を800×600に固定していますので、インストーラで選択するメニューは 「Install or upgrade an existing system」よりセットアップを進めます。 もしディスプレイ解像度を固定化していない場合、インストーラーが判断する解像度が安定しませんので、この場合はメニュー二番目の「Install system with basic video driver」を選択してVESA互換モードでインストールを進める必要があります。

 

なお、どちらのメニューを選択してもVMware Wordkstationのvncサーバーを経由して仮想環境コンソール入出力をエミュレーションする際にどうしてもマウスの互換性が怪しく、ポインターの位置が安定しません。よってこの後、システムインストールが完了して、CentOS標準でインストールされるVMtoolsが動作するまでは、GUIインストーラーであってもキーボードのみでインストールを進める必要があります。

 

インストールメニュー選択後、RedHat系ではおなじみのメディアデバイスのチェック画面となります。

仮想環境のメディアをチェックする必要はありませんのでSKIPを選択します。

 

 

続いては言語の設定となります。

表示言語=日本語 / 使用キーボード=日本語と選択していきます。

 

続いてはインストールするストレージタイプを選択します。

仮想環境はあくまでディスクエミュレーションで動作していますので、基本ストレージデバイスを選択します。

 

選択後ストレージが初期化されますので、その警告が表示されます。

画面からはみ出してしまっていますが、「どのような内容でもデータ破棄」を選択します。

 

つづいてはホスト名を設定。

後で設定できますので、ここでは特に設定せずデフォルトのまま次に。

 

続いてタイムゾーンの設定。

日本語環境を選択すると「アジア/東京」が選択されますので、それを確認。

また、ここで「システムクロックでUTCを使用」のチェックを外します

このチェックがONになっているとシステムクロック(BIOSクロック)がUTC(つまりGMT)に強制的に変更されますので、VMWare内部での時計との整合性が合わなくなってしまいます。 システムクロックは親サーバーの時刻で仮想PCが起動してきますのでこのオプションはOFFが基本です。

 

続いてシステムユーザーの基本となるrootユーザーの設定。

rootユーザーのパスワードを設定します。

 

続いてインストールタイプの設定。

仮想ディスクはまっさらの状態かつ別OSとの共存などは考えないので「すべての領域を使用する」を選択。

またパーティション設定はこだわりで設定するもよしですが、今回はインストーラーのお奨め設定でパーティション設定&フォーマット。

 

 

続いてインストールタイプの設定となります。

仮想WEBサーバー環境なのでApacheやらPHPやら色々インストールするのがセオリーですが、後からインストールできますし、インストーラーDVDが最新ソフトウェアが格納されているわけではありませんので環境構築を優先してここではあえて「Minimal Desktop」を選択。

リソース消費が少ないCUIでインストールがサーバー環境構築では一般的ですが、LAMPサーバー用にCPUリソースもメモリリソースも多くを割いている仮想環境ですので、CUIでインストールして一画面しかないコンソールでちまちまインストールするメリットはあまり無いと思います。

GUI環境で待機しているときのリソース消費量はさほど影響もありませんのでGUIを選択するのが懸命。

インストールと環境設定が目的ではなく、システム運用が目的ですので運用の容易さを優先すべきと思います。

 

選択が完了すると、インストールが開始します。

インストールが完了すると、システム再起動して基本セットアップに進みます。

 

再起動後はインストールされたVMtoolsが利用できますのでマウスも動作します。

 

ライセンスの確認

 

ユーザーの作成。

後で追加出来ることなので、X-Window + Gnomeがちゃんと起動していない環境下で無理してユーザーを作る必要は無いです。

警告は表示されますが、無視して進みます。

 

日付と時刻の設定。

おとよの環境では、親サーバーでntpサーバーが動作していますので、「ネットワーク上で日付と時刻を同期化します」オプションをONにします。 ntpサーバーは親サーバーのIPアドレスを指定しますが、おそらく接続できないという警告が出来ます。

これは仮想ネットワークがまだ動作していないので、ネットワークがまったく利用できないためです

しかしこのすぐ後でntpdのインストール・設定しますので、ここで事前設定を行っておきます。(ネットワーク開通後、ntpdをリスタートするだけで動作するため。)

 

最後にkdumpの設定。

仮想PCでkdumpもないので、kdumpは使用しないを選択。

 

基本設定が終了したので、gnomeが起動してきます。

この後rootユーザーでログインして、WEBサーバーとしての設定を行っていきます。

 

仮想WEBサーバーの構築(3) / サーバーセットアップ編につづく。