あの頃は若かった・・・

おとよが電子工作を始めたのは…小学2年生くらいでしょうか?

初めて作ったのは鉱石ラジオ…検波ダイオードでAMラジオ波を受信、増幅回路を持たない非常に原始的なものです。

その後デジタル回路に興味を持ち、ロジックIC(4000番シリーズCMOSロジック)をはじめて扱ったのは小学6年生くらい。

高校生の頃ポケコンに興味を持ちシャープのPC1248やPC1350といったポケコンでマシン語でのプログラミングを覚え、またRAM増設などの改造等を行っていました。

大学生に入って大手農機具メーカーのバイトで自動化ライン冶具製作でZ80の回路設計を行い・開発環境としてCPM80を覚えました。

その頃には、パソコンもPC9801を持っていましたので、クロスアセンブラ環境ででZ80やi8048といったCPU・マイコンを用いた工作を行っていました。

その後今の会社に入社。LSI設計と評価の部隊に配属。LSI設計は回路技術では妥協がゆるされないシビアな部門なので今まで覚えてきた回路技術は所詮学生のお遊び、殆ど意味の無いものと痛感させられるほどにテクノロジギャップを突きつけられ、タイミング設計の基礎から叩き込まれました。

 

LSI設計の傍ら、出来上がったLSIの評価用や、LSI設計前の事前確認のためFPGAを搭載した試作基板を作りますがその時に扱ったプロセッサは、Z80 / HD64180 / MC6800 / HD6303 / MC68B09 / HD63C09 / MC68000 / MC68020 / V33 / PPC403 / PPC603 / PPC604 / H8-323等、V33位まではマシン語(アセンブラ)で、PPCからはC言語でプログラミングしていました。

 

もともと高校は電気工学科、大学は応用科学科と来たので電子工学としての専門知識はほぼ独学。

足りない知識は徹夜で補うという体力勝負の日々だったように思います。

まぁ、今となって思えば知らないから突撃していた部分もあり、下手に電子工学を学ばなかった分、デジタル回路技術については要らぬ知識を植えつけられずに済んだので助かった部分もあります。

でも・・・今となっては無茶したなぁ・・・と思うこともしばしば。

 

そういうおとよも回路設計をする側から管理する側に廻って、15年以上経過しました。

CADを触ることもロジックシミュレーターにデータを打ち込むこともなくなりました。

でもやはり性分なのか、触りたくなってくるんですよね。

何を作るとか目的があるわけでもないですが…

 

なので最近Microchip社のPICマイコンを触り始めました。

PICマイコンはどちらかといえばクセの強いマイコンとは思いますが、I/O端子の機能は豊富で、単価も安い。

開発環境は無償もしくはかなり安価で使い勝手が良い…個人で遊ぶには手ごろな石だと思います。

今の会社で業務としてマイコンを触るのはもうないでいょう。

ロートル技術者の昔取った杵柄ではないですが、頭が古くならないためにも、時間を見つけては今時のマイコン事情に触れていたいと思います。

 

 

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