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2014.06.08

サインスマート(saintsmart)社製 USBオシロ DDS-120をゲット。

1万以下で購入できるSainSmart社製のUSBオシロスコープ、DDS-120を購入しました。

 

マイコンのデバック時にI/O端子の動きを追う場合、テスターで追いかけるには限界がありますのでやはりオシロスコープが欲しいところです。 昨今中国からの安価なオシロが輸入されてきていますので、スタンドアロンタイプのちゃんとしたデジタルオシロも3万前後で購入できるようになりました。

とはいえマイコンのI/Oの動きを見る用途でその価格は個人としてはそれなりに高額です。

分解能が低くても、アナログ特性があまり良くなくても、安価に購入できるモノはないか…と探して、このDDS-120にたどり着きました。

 

低価格のみに徹すればARMマイコン搭載の基板むき出しタイプのUSBオシロが4千円くらいで購入できますが、さすがにこれは100KHzも取り込めるかどうか怪しい代物で、ここまで性能を妥協することは出来ません。

一応BNCコネクタを装備しオシロ用のプローブを使用でき、MHz位を観測できるものとしてはおそらく最安値ではないかと思います。

もちろんアナログ特性を分析するといった、シビアな使い方には使えないと思いますが、わかった上で使用するには手軽でよさそうです。

 

モノはAmazon経由で発注して翌日には到着。

同梱物は非常にシンプルですが、本体・プローブx2・プローブ付属品・ドライバCD・取扱説明書…必要なモノは入っています。

 

ドライバCDはAmazonのレビューでもありますが、CD-RにCD用ラベルを貼り付けた質素なものです。

ディスクは小傷が付いていて状態はよくありません。(なにより、CDのラベルの印刷が…自社のロゴマークをぶった切り印刷するというところが中華クオリティという感じです)

サポート範囲はWindowsXP / Windows7 (64bit) / Windows 8に対応しておりサポート範囲は広いです。

ただ、USBドライバはプラグアンドプレイでインストールされないので、一旦エラーデバイスとしてWindowsにオシロ本体を認識(理解?)させた後あらためてデバイスマネージャーから強制的にドライバのあるフォルダを指定してインストールする必要があります。

こういう部分からしても、わかっている人向けという感じがします。

 

ドライバをインストールすると、アプリケーションは .net2.0アプリケーションなので、インストール不要で起動できます。

 

プローブはちゃんと補正用トリマが付いていますので、正しく補正することが出来ます。

上記の例では、CH2は補正終了して、CH1が未調整です。

 

調整がし終わると下記のようになります。

DC/AC入力対応・CH1/CH2どちらでもトリガ設定可能。

FFTフィルタも簡易ながら付いています。

USBから電源を供給されますのでどうしてもGNDが弱くノイズは多め、また信号サンプルは8bit分解能なので、これでアナログを追うというのはあまり適しているとは思えません。

やはりここは割りきりがが必要です。

 

実際に使用する上でもっとも気になる、プローブとUSBとのGNDレベルの確認をします。

やはり、USBラインGNDとプローブGNDは導通しているようです。

ここはUSBオシロとしては致し方ないことです。(USB通信部とオシロ本体を絶縁するのは非常にコストが掛かります。)

実際に使用するときはGNDのつながりに注意して使用しないと、たとえばPICKit3と併用して使用するとGNDループが発生する恐れがあります。

これにより必要以上に信号にノイズがのることが予想されます。

 

また、もっとも怖いのがマイコンを駆動するのに使用する電源…

AC入力とDC出力が非絶縁タイプですと最悪プローブが燃えたり、オシロ本体が昇天することがあります。

念のためおとよがマイコン動作実験用に秋月から購入した5V1AタイプのSW方式ACアダプタが絶縁タイプかどうかも念のため確認してみると

とりあえずACとDCは絶縁されているようです。

 

このあとPICマイコン相手に色々測定してみましたが、やはりまともに波形として見れるのは1-2MHzくらいまででしょうか。

それ以上の波形も見れはしますが怪しくなります。

マイコンのI/O端子で1MHz以上というのはSPI/I2C通信の最高速レベルなので、価格から考えると高性能と言えるくらいです。

またPICKit3を接続した状態ではやはりGNDループの影響もあり、GNDレベルが落ち着きません。

波形レベルで見ると0.1-0.2くらいGNDが揺れているのがわかります。

この影響でトリガ位置がずれて、ジッタも発生しています。

でもそういう特性と理解したうえで、こんなもんだ、こういう波形が出ていることを期待していた・・・というようなマイコンデバック用としては十二分に利用できそうです。

 

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