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2014.05.09

テスター用ケースの製作(2/2)

引き続きトラスコ中山製プロテクターツールケース・M・赤を利用してテスター用のケースに仕立てたいと思います。

 

ハードウレタンを真ん中で切断して二つに分離しましたので、次はテスターやクランプセンサーの形状にくりぬく為に型紙をスポンジにセロハンテープで固定します。

 

まずはテスター(PC720M)の形状にくりぬきます。

この際、カッターナイフは押し切るように刃を当てるのではなく、出来るだけ刃を寝かせて引き切るようにカットするのがコツです。

そうすると切断面が滑らかにカットできるかと思います。

 

くりぬきが完了したのでテスターをはめ込んでみます。

問題なくはまるようです。

 

続いて、クランプセンサー(CL-22AD)の型を切り抜きます。

こちらは型紙の形状に懲りすぎ、型紙通りにくりぬくのにかなり時間を要しました。

 

こちらも無事本体がはまりました。

 

次にテスターケーブル類を収める場所をくりぬきます。

こちらも完了。

 

クランプセンサーとテスター本体を仮置きしてみます。

なかなか良い感じ。

 

ここまではウレタンシート1枚をくりぬきが完了しました。

クランプセンサーはそれほど厚みが無いので、厚さ30mmのウレタンシート一枚分で十分収まっています。

しかしテスターはそれよりも厚みがありますので、2枚目もくりぬく必要がありますが、すべて貫通させてしまってはテスター本体が埋没します。 よって、どの程度本体が飛び出しているか確認します。

おおよそ10mm程度といったところです。

 

2枚目のウレタンは約10mm程度でテスター外形で切れ目を入れ、斜めに削り取っていきます。

 

このウレタンを削りだしていく作業は、薄刃のカッターナイフのメリットを生かします。

黒刃のカッターナイフはとても硬い鋼材を使用していますが、厚さ0.2mmと薄いためばねのようにしなります。

このしなりを利用してウレタンを削りだしていきます。

 

一通り削りだしました。

テスターの部分は、テスターリードホルダー部分が突起になっていますのでそこをくりぬいています。

その他マグネット兼赤外線通信部遮光キャップ部やテスター予備電池(006P用)、クランプセンサー予備電池(単4×2)、そしてケーブル収納部もくりぬき、USB接続ケーブルの格納場所もくりぬきますします。

 

予備電池や、USB接続ケーブルを配置。

特に問題はなさそう。

 

2枚のウレタンシートを両面テープで固定します。

2枚のウレタンがバラバラに伸縮しないよう、出来るだけ接触面の多くを張り合わせるようにします。

そして、ツールケースに装着。

 

すべての収納物を入れてみます。

ちゃんとはみ出すことなく収納できました。

また、ハードウレタンシートは少し大きめ(5mm程度)にカットされているので、ツールケースに装着したときにはケース全体にウレタンが圧迫される形になるので、カットしたウレタン開口部が少し小さくなります。

これがテスター・クランプセンサー類を押さえる方向にテンションが発生しますので、機材の保持力も確保できます。

 

以上でプロテクターツールケースをテスター用ケースにする改造は完了です。

今回の製作では若干ハードウレタンの上部へのせり出しが大きいようで(ウレタンの厚み方向の誤差は多少なりともあるので)、ふたを閉めるとき天面の波状ウレタンがかなり強くハードウレタンを押してちょっと閉めにくい状態になりますがしばらく使用しているとウレタン全体がなじんでそれほど問題になるようなことはないと思います。

どうしても閉めにくいということであれば、別途底面に敷いている波状ウレタンを5mm程度薄くスライスし中材となるハードウレタンを少し下に配置できるようにするのも良いかもしれません。

 

如何でしたでしょうか。

今回は安価なトラスコ中山製プロテクターツールケースを精密機器用の専用ケースに仕立ててみました。

型紙の作図ちゃんと行い、収納する機材の寸法に破綻が無ければ、他の機材でも同様の方法で専用ケース化できると思います。

 

ではでは。

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