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2014.05.07

テスター用ケースの製作(1/2)

先日購入したトラスコ中山製プロテクターツールケース・M・赤を利用してテスター用のケースに仕立てたいと思います。

 

購入したプロテクターツールケースには標準で天面材と底材として波状ウレタン、中材として15mm角切れ目入りのブロックウレタンが2つ付いてきます。 それだけでも使用できるのですが、ブロックウレタンは15mm角に切れ目が入っておりちぎって使用するものなのでウレタン本来の緩衝能力としては若干落ちます。 切れ目が入っているせいで硬さ等が不足するためです。

ツールケースにどんなものが入るかわからない場合はブロックウレタンは汎用性のあってよいのですが、これと決めて収納するにはブロックウレタンはあまり役に立ちません。 やはりハードウレタンで収納する機器に合わせてカットするのが最適です。

 

そこで、今回はハードウレタンを別途用意して収納する機器に合わせてカットして専用ケースに仕立てます。

 

今回収納する機器(テスター)は下記のもの。

テスター本体 : SANWA製 PC720M

クランプセンサー : SANWA製 CL-22AD

USB接続用ケーブル

テスターリード

クリップアダプタ : CL11

温度センサー

ACライン分岐ハーネス

結構な物量です。

これらを、300mm x 220mm の開口面積内に収納します。

 

収納するにあたってまずは型紙の作成。 都合の良いことにプロテクターツールケースのM型はA4用紙より少し大きい程度の開口のため、A4サイズでレイアウトを検討することが出来ます。

レイアウト図作成に使用したのはOpenOfficeのドローツール。

製品写真もしくは取扱説明書にある本体画像をベースに、等倍サイズにリサイズしてA4用紙上に配置、輪郭線やリード線などを収納する場所などを作成していきます。

 

レイアウトが完成したら、本体画像を削除して切り取る枠線のみを残し、等倍でプリントアウトします。

 

次にハードウレタンを準備します。

今回使用するのは写真用品でおなじみエツミ社製の30mm厚のハードウレタンE-681。1,000円以下で入手できます。

 

またこのハードウレタンは都合がよいことにサイズが450mm x 300mm x 30mmとなっており、プロテクターツールケースについてくるブロックウレタン、300mm x 220 x 25mm 2個に非常に近い寸法を持っています。 丁度長手寸法450mmを半分にすると大体同じ大きさになります。

厚みは、トラスコのものが25mm x 2=50mmなのに対し、エツミのものは30mm x 2=60mmとなり、10mm程分厚くなりますが、実はもともとトラスコ純正品は5mm程厚みが足りず、天面の波状ウレタンとの隙間が発生していますので、多少分厚くなるのはそれほど問題ではありません。(多少干渉してもウレタン自身縮むので)

 

 

早速ハードウレタンのカットから入ります。

まずは丁度長手面450mmの半分225mmのところでマーク代わりに両面テープを張ります。

 

両面テープを張るのは、その後のカット作業を楽にするため。

切断両側にマークを付け終わったら、両面テープの剥離紙をはがして定規を仮止めします。

 

こうすることで定規が暴れないよう手で押さえる必要なく定規が安定します。

手で押さえると圧力でウレタンが歪んでしまい、歪んだままカットすることになるので、ウレタンを綺麗に直線でカットするにはこの方法がベストです。

使用するカッターは内装業者さんではおなじみのOLFAの黒刃Mシリーズ、超薄刃0.2mm仕様のもの。

 

このカッターは歯を薄く硬く製造されていますので、切れ味が非常に鋭く、そして薄刃が故に切断面の乱れが少ないのが特徴です。

難点は耐久性より切断力に特化しているので、ウレタンとはいえ使用していると刃が鈍ってきます。

鈍って来ると刃がウレタンに引っかかり切断作業の難易度が上がってきますので、替え刃は十分準備して作業にあたる必要があります。

 

そして、仮止めした定規に沿わせて全ての刃を出したカッターナイフで一気にカットします。

何度もガリガリと線を引くようにカットしているとウレタンは切断面がガタガタになります。

一気に深くカットするのがコツです。

また刃をすべて出し切ってカットするのはカッター本体が定規などに触れるととたんに切断面が乱れるためで、極力カッターの刃だけをウレタンに切り込ませていく必要があります。

 

カットし終わったらプロテクターツールケースよりブロックウレタン2枚を取り出します。


そして実際にセットしてみます。

トラスコ製ウレタンは若干厚みが足りていないのがわかります。

 

次は自分で切断したエツミのハードウレタン。

 

カットしたハードウレタン2枚合計で、トラスコ製のものより10mmの厚みが増しているのがわかります。

開口部奥行きが220mmに対してハードウレタンは225mmでカットしていますので、若干キツキツな感じです。

しかしウレタンなので、数mm大きい程度ならば自然とケースに馴染んでいくので無理に修正は不要。

実はこの若干寸法が大きいのは後々良い方向に作用します。

 

次回は、ウレタンカットの本番。

型紙を使用してハードウレタンのくり抜き加工する所から再開したいと思います。

では。

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