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2014.03.05

寝ている間にデータ同期 & 転送 Androidアプリ「FolderSync」

Xperia Z1f (SO-02F)は内部SDと外部SDという2つのストレージが利用できます。

 

この内部SDという機能、本体内のフラッシュROMを利用したSDカード互換のストレージですが、この機能はAndroidスマホが搭載ROM=8GB辺りを超えた機種から搭載され始めたもので、使い勝手としてはちょっと不便なところがあります。

Androidアプリは一般にSDメモリをストレージとして設定値やデータ保存できるようになっていますが、内部SD機能を有するスマホの場合、アプリがSDカードに保存しようとするとシステム側で指定されるSDカードが内部SDを指しています。

もちろん意図的に外部SDを指定できるアプリもありますがどちらかと言えば少数。

 

なので連絡帳や各種バックアップデータなどは知らずに内部SDに保存される事例が結構多く、不慮の事故で端末が破損し内部SDも死んでしまった場合は悲惨。 また故障などでショップに預ける場合も修理は基本的に本体初期化されますので内部SDも初期化されます。

なまじ内部SDはSDカードの様に振る舞うので、いざという時になって物理的に取り出せないことを痛感するわけです。

 

このちょと扱いが面倒な内部SDに格納されている重要データを取り出す方法としてはいろいろな方法がありますが、指定した時刻・間隔・条件で外部クラウドディスクやNAS・FTPサーバーに同期 & 転送してくれるアプリというのはあまりありません。

 

「FolderSync」はその数少ないデータ同期を取ってくれるソフトで、なかなか痒いところに手が届くアプリです。

 

「FolderSync」は有償版の「FolderSync」無償版の「FolderSync Lite」があります。
利用できる機能と、有償版・無償版の違いは下記の通り。

機能サポート補足
マルチアカウントログイン有償版複数のクラウドディスクにログイン
ファイルマネージャーファイル/フォルダの手動操作が可能。
Amazon S3 暗号通信
アプリ「Tasker」との連携有償版Taskerと連動して更に細かな設定が可能。
同期条件設定有償版充電中のみ同期など、本体の状態に応じて同期実行が制御可能
同期先のクラウドサービス個別指定複数の同期条件・対象フォルダを設定可能
双方向同期機能スマホ<=>サーバーとの双方向/単方向同期が指定可能
設定の保存・復元
同期時間・間隔の設定一定間隔 or 時刻決め打ちで同期実行可能
Choose connection types for each sync item
下層のサブフォルダも同期フォルダまるごと同期
不可視ファイルの非同期設定
広告表示解除有償版
日本語表示サポート

 

サポートされるクラウドの種類はおよそ考えられるものを搭載したのではないかといえる位あります。

サポートされるクラウドディスクサポートされるクラウドディスク
Amazon S3 Simple Storage ServiceGoogle Drive
BoxHiDrive (using WebDAV)
CloudMe (using WebDAV)Livedrive (using WebDAV)
Copy.comMyDrive.ch (using WebDAV)
Cubby (using WebDAV)NetDocuments (using WebDAV)
Digitalbucket.net (using WebDAV)Skydrive
DropboxSugarSync
Dump Truck (using WebDAV)Ubuntu One
GoDaddy (using WebDAV)WEB.DE (using WebDAV)
Google DocsYandex Disk (using WebDAV)

 

サポートされるファイル転送プロトコル。

サポートされるプロトコルサポートされるプロトコル
FTPSFTP (SSH File Transfer)
FTPS (SSL/TLS implicit)Samba/CIFS/Windows Share
FTPES (SSL/TLS explicit)WebDAV (HTTP/HTTPS)

ほぼ主要なデータ転送に関するプロトコルを使用できるようです。

 

「FolderSync」の起動画面。

日本語対応アプリなので、自動判定で日本語メニューで起動してきます。

こういうファイル同期・転送ソフトで日本語表記というのは設定ミスの確率が減るので非常にありがたいです。

 

トップメニューの詳細。

メニュー機能
ファイルマネージャー他のアンドロイドファイル操作アプリと同様にファイル操作が可能です。
同期ステータス現在接続されているデータ通信の状態、同期の進行状態、WiFiのステータスなどが確認できます。
アカウント外部接続するクラウドディスクや、FTPサーバー、Windowsファイル共有の接続先が設定できます。無償版はこの接続先に制限があります。
同期フォルダ同期実行するフォルダを設定します。複数のフォルダを個別条件で実行できます。
設定できる項目は
・・3GのみWiFiのみなど、接続通信状態の条件設定。
・・同期するスマホ側・サーバー側のフォルダ設定。
・・同期の方向(リモートへ同期 / ローカルに同期 / 双方向同期)
・・スケジュール設定(時間間隔で設定、指定時刻で設定)
・・同期オプションの設定(サブフォルダも同期など)
・・同期先の古いファイルの対応
・・競合が発生した場合の設定。
など、フォルダ単位でかなり詳細に設定できます。
設定通知設定や同期実行時のスリープ解除等、システム全般の設定を行います。
・・「一般」メニュー アプリ全般の設定
・・「同期オプション」 同期実行時のシステムの状態を設定。
・・「セキュリティ」 PINコード設定など
etc

 

同期するフォルダ単位で接続しているデータ通信の状態を条件にして同期実行できるというのはかなり面白い機能だと思います。

また、バッテリー駆動時は同期実行せず充電状態でのみ実行可能など、設定次第でかなり細かな設定ができます。

 

なにより面白いのは同期実行時にスリープ状態であった場合にはシステムを覚醒してから動作し、同期中はスリープ無効に出来る事。

この機能…SO-02Fに搭載されているスタミナモードではかなり都合の良い機能で、「FolderSync」は省電力対象アプリ(つまり通信が抑制される)として登録することが出来ます。 そして「FolderSync」が同期実行のタイミングになると、「FolderSync」がスリープを強制解除しますので、スタミナモードから脱して同期実行することが可能になることを意味しています。

これら機能をうまく設定すると、このような条件で同期実行することが可能になります。

 

同期発動条件の例

・・指定時刻(05:00)に実行

・・充電中のみ実行

・・WiFi接続でのみ実行

・・スリープ無効。(スリープ中ならば解除して実行)

・・システム設定にて、同期結果をステータス表示する

 

この例では、夜間充電しながら就寝中に同期が実施することが出来ます。そして朝起きてステータスを確認すると、同期が実施できたかどうかを確認できます。こういうファイル同期が実施できるならば、バックアップ忘れも大幅に減らすことが出来るのではないかと思います。

 

このようにたなり多機能な「FolderSync」ですが、欠点もあります。

設定時刻に諸条件確認やシステム設定を変更したりしますので、どうしてもアプリがシステムに常駐します。

常駐している時の消費メモリは感覚的ですが少なく、CPUにそれほど負荷を与えて居ません。

しかしそれは搭載メモリ(RAM)が2GB・CPUはクアッドコアのSO-02Fでの話で、メモリ搭載量が1GBのデュアルコアマシンではちょっと厳しい場合もあります。

実際、おとよはこの「FolderSync」は2年ほど前に購入したアプリでしたが、先々代スマホのN-06Cでは搭載メモリ=512MB / シングルコアCPUということもあり、システム負荷が厳しくメモリ不足の要因になっていました。

その次の世代のP-06DやSC-05D(搭載メモリ=1GB / デュアルコアCPU)でも多少なりとも影響が見られたため結果的にはしばらく「FolderSync」の使用を控えていました。

 

利用を止めてから「FolderSync」自体はかなりのバージョンアップが行われていたようなので、以前ほどシステムリソースは消費しないようになっているのかもしれないですが、はじめて利用される場合はまずはLite版で試してみてシステムへの影響を確認してからのほうが良いかと思います。

 

これら諸問題がご利用になられるスマホで問題ないのであれば、かなり細かく条件設定して重要ファイルを自動バックアップしてくれる「FolderSync」は、ファイル同期・転送アプリとしてはかなりお薦めできるアプリだと思います。

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